2020/09/15 22:04
【手仕事のお話】 しろくまくんができるまで
トナカイ、しろくま、ロバやヤクのお人形。
ひとつひとつお顔が少しずつ違うのは、一つ一つ手作業でエジェ達が制作しているからです。
針や糸で足や胴体を繋いで作っているのではなく、羊毛とニードル(長い針)を使って一つなぎの動物たちが出来上がります。
この長い針の先にはじっくり目を凝らしてみると小さな凹凸がいくつもあり、
羊毛の繊維同士が針を刺す毎に絡まり固くフェルト化されていくことで動物やボールなどが出来上がります。
職人さんの手にかかると、いとも簡単に出来上がるように見えて実はとても技術と根気を必要とする作業。
はじめは足や耳の小さなパーツ作りを練習して、練習を重ねることでやっと1体の動物ができあがります。
とはいえ、手仕事の作業は向き不向きがあるのも事実。
1度でもうやめた!と参加しなくなるエジェもいるし、何度も何度もやり直ししても、笑いながら明日はもっとがんばるわと続けるエジェも。
手仕事を生業としているエジェ達の根気強さと表現力の高さにはいつも頭が下がる思いです。
ひとつひとつの商品に色んなストーリがあり、
一針一針愛情を込めて、ひとつ一つ丁寧に大切に作られています。
ぜひ機会がありましたらお手に取ってみてみてください。
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